【御殿場市版】
相続した負動産を迅速に売却した事例
御殿場市における、「相続した負動産を迅速に売却する」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
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1.御殿場市にお住まいのB様が、
「相続した価値がない負動産を売却できた事例」
お客様の相談内容
物件 概要
- 所在地
- 御殿場市川島田
- 種別
- 一戸建て
- 建物面積
- 125.04m²
- 土地面積
- 155.76m²
- 築年数
- 46年
- 成約価格
- 1,300万円
- 間取り
- 4LDK
- その他
- ―
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は御殿場市にお住まいの60代のB様です。
お母様が亡くなられた際に御殿場市内の実家を相続しました。
しかし、相続したご実家は築50年以上と古かったため、B様は価値がない「負動産」だと思っており、売却を諦めかけていました。
解決したいトラブル・課題
課題
価値のない負動産をどうにかして手放したい。
B様はご実家に移り住む予定もありません。
加えて、実家の固定資産税や維持費が負担となっており、どうにかして手放したいと考えています。
売却ができなくても、どうにか手放す最適な方法はないか、B様はひとまず負動産会社に相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
B様は、まず地元の不動産会社をインターネットで調査しました。
その中で、「相続不動産の売却に強い」と紹介されている会社を数社訪問し、最終的に以下のポイントを基準に不動産会社を選びました。
- 空き家に関する知識が豊富であること
- 丁寧に説明をしてくれる
特に、担当者が親身に話を聞き、B様の不安を解消するために熱心に対応してくれた不動産会社に相談することにしました。
B様の「トラブル・課題」の解決方法
B様は、相続されたご実家を価値のない「負動産」だと思い込んでいらっしゃいました。
しかし、ご実家を調査した結果、売却可能な立派な不動産でした。
1.「負動産」の特徴
一般的に負動産とされる物件には以下のような特徴があります。
- 交通の便が極めて悪い
アクセスの悪い場所にある物件は、買主の需要が低くなるため、売却が困難です。
特に交通の利便性が低い地域や周辺の道路が狭すぎる場合などが該当します。
- 需要がほとんどない地域に位置している
過疎化が進む地域や、将来的に人口減少が見込まれるエリアの不動産は、買主がほとんど現れない可能性があります。
- 法的問題がある
再建築不可物件、または建築基準法に適合していない物件は、購入後に問題が発生するリスクが高いため敬遠されがちです。
- 建物が極端に老朽化している
建築年数が古くても、適切な管理がされていれば価値は残りますが、大規模な修繕が必要なほど老朽化している場合は負動産とみなされることが多いです。
B様の物件は築古ではありますが、お母様が生前しっかりと管理されていたようで、目立った損傷や不具合が見られませんでした。
2.「結果」
B様は売却できる見込みがあることを知り、大変安堵されていらっしゃいました。
B様は検討した結果、なるべく早く手放すことを優先され弊社での「買取」を選択しました。
B様は、「負動産だから価値がない」と諦めかけていた実家を無事に売却できただけでなく、不動産売却の仕組みや負動産の本質についても理解を深めることができ、大変満足されました。
2.遠方にお住まいのU様が、
「御殿場市で相続した管理が困難な負動産を売却した事例」
お客様の相談内容
物件 概要
- 所在地
- 御殿場市荻原
- 種別
- 一戸建て
- 建物面積
- 112.03㎡
- 土地面積
- 398.74㎡
- 築年数
- 45年
- 成約価格
- 3,200万円
- 間取り
- 4LDK
- その他
- ―
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は御殿場市にお住いの50代のU様です。
お父様がお亡くなりになり、市内にあるご実家を相続しました。
U様はご実家に移り住む予定はありませんでしたが、家族との思い出が詰まっており、保有を続けていました。
しかし、お父様は亡くなるまでの2年間は施設で生活していたため、その間は空き家状態となっており老朽化が進み、U様1人では管理が厳しい状態です。そのため、売却して手放すことを検討されています。
解決したいトラブル・課題
課題
思い出の詰まった実家だが、管理の困難な負動産のため手放したい。
U様はひとまず不動産会社に売却相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
U様は地元の不動産市場に詳しいところをネットで探すことにしました。
その際に、
- 「相続不動産」や「負動産」に知見がありそう
- 売却実績が豊富そう
いくつかの不動産会社のホームページを比較した結果、空き家について詳しく書かれた記事を掲載しており、「負動産」について知見がありそうと感じた不動産会社に相談することにしました。
U様の「トラブル・課題」の解決方法
U様のご実家を調査した結果、老朽化が進み修繕が必要な箇所がいくつか見受けられました。
しかし、U様は「売却するかまだ迷っている」と話されていたので負動産、特に「空き家」を保有するリスクについて詳しく説明しました。
1.「空き家」を保有するリスク
空き家を保有する行為自体に問題はありませんが、管理がしっかりなされていないと「特定空き家」に指定されるケースがあります。
「特定空き家」とは、倒壊する危険性や周囲の生活環境に悪影響を及ぼす可能性のある空き家を指します。
特定空き家に指定されると、所有者に対して改善の指導や命令、場合によっては強制的に解体や撤去といった措置がとられます。
2.「結果」
U様のご実家は老朽化が進み、価値がない負動産に該当する物件でした。
このままでは売り出しても買い手が見つからないため、弊社での「買取」を提案しました。
U様は保有するリスクを知り、弊社の提案に納得され買取を選択することにしました。
さみしい気持ちはありますが、管理などの手間がなくなったので満足されています。
3.遠方にお住まいのS様が、
「相続してから放置して負動産となっていた実家をスムーズに手放せた事例」
お客様の相談内容
物件 概要
- 所在地
- 御殿場市深沢
- 種別
- 一戸建て
- 建物面積
- 89.64㎡
- 土地面積
- 145.21㎡
- 築年数
- 32年
- 成約価格
- 1,100万円
- 間取り
- 3LDK
- その他
- ―
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は東京都にお住いの60代のS様です。
数年前にお父様を亡くされ、市内にある実家を相続しましたが、遠方に住んでいることもあり、移り住む予定はありませんでした。
加えて、管理に頻繁に訪れることが難しく実家の管理を怠っていたため、老朽化が進み負動産となっています。
このまま、保有し続けてもメリットがないと考えたS様は売却して手放すことにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
保有していてもメリットのない負動産を売却し手放したい。
不動産会社の探し方・選び方
S様は、地元の不動産会社であれば自身と同じ境遇のお客様を対応しており、経験が豊富なのではと考え、御殿場市の不動産会社に相談することにしました。
- 無料相談を行っている
- 御殿場市で「相続時におすすめの不動産 第1位」を獲得している
といった2点を魅力に感じた不動産会社があり、そこに相談することにしました。
S様の「トラブル・課題」の解決方法
S様の物件を調査した結果、老朽化が進みこのまま売却しても買い手が現れないと判断し、弊社での買取を提案しました。
S様のご実家はこのまま保有し続けた場合「特定空き家」に指定される可能性があります。
1.「特定空き家」に指定されるデメリット
特定空き家に指定されると以下のデメリットがあります。
- 固定資産税の優遇措置の解除
-
通常、住宅用地には固定資産税の軽減措置(1/6の軽減)が適用されますが、特定空き家に指定されるとこの軽減が解除されます。
その結果、税負担が約6倍に増える可能性があります。
- 行政からの指導・命令・代執行
- 特定空き家に指定されると、市区町村から改善指導や勧告を受けることがあります。
勧告を無視すると、行政が代わりに解体を行い、その費用を所有者に請求する「行政代執行」が行われることがあります。
- 近隣住民への迷惑とトラブル
- 放置された空き家は、雑草や害虫の繁殖、不法投棄、さらには犯罪の温床となる可能性があり、近隣住民とのトラブルに発展する恐れがあります。
2.「結果」
S様は弊社の提案に納得し、迅速に不動産を手放すため買取を選択することにしました。
「特定空き家に指定される前に手放せて良かった」と大変安堵されているご様子でした。
S様のように、相続した不動産を放置してしまう方は多く見られます。
トラブルに繋がることもあるため、不動産を相続したら「売却」や「活用」といった早めの対策を講じる必要があります。